一期一会の心で最高のおもてなし
津軽十万石の城下町として、三百年余文化の反映を受け継いできた弘前。翠明荘は、この地に明治二十八年に誕生し、それから百年以上の時を経て、大切に守られてきました。
弘前の歴史ある町並みと、岩木山を望む雄大な津軽の自然に調和した風格ある建築美。城下に栄えた武家の茶の湯の伝統を色濃く残す書院造り。・・・新郎新婦お二人、大切にお二人を育んだご両親、ご家族の皆様にとって、かけがえのない一日をお過ごしいただくのに相応しい舞台をご用意致します。
そして、大切なお客さまへのおもてなしとして、芸術にまで高められた空間で味わっていただくのは、豊かな郷土が生んだ津軽だけの懐石、奥膳懐石。
現代からそこだけ隔絶し、翠明荘は陶然と美しい時間へお誘いいたします。
「登録有形文化財」翠明荘ならではの至福の一日をお過ごしください。
会場インフォメーション
- 会場名 § 奥膳懐石 翠明荘
- カテゴリー § 料亭・旅館（日本料理）
- 所在地 § 青森県弘前市元寺町69
- アクセス § JR「弘前駅」より車8分、東北自動車道「大鰐・弘前IC」より車20分
- 披露宴可能人数 § ～50名
- 宿泊可能人数 § 100名
お料理
日本海と太平洋の流れをともに汲む、豊かな陸奥湾は、帆立や毛蟹、鮑にさざえ、四季おりおりの豊かさをもたらしてくれます。加えて、十和田湖の鯉、十和田牛、秋には松茸、舞茸といった山菜の彩り。津軽ならではの旬の食材を、料理人一人一人が心を込めて調理いたします。
お料理を盛りつける器にも、六代目「水野半次郎氏」の作品を始め、お客様にご満足頂けるものを用意いたしました。
会場フォト
特別な一日の始まりを予感させ、お客様の期待を高める門構え。
門を一歩入った瞬間から、歴史を感じさせる、趣あるアプローチ。
戦前は第五十九銀行（青森銀行の前身）頭取の高谷英城氏の別邸「玄覧居」として使用されました。
堀江弥助の施工による建築は、総檜・入り母屋造りで、屋根は丸桟銅板葺きです。
玄関に灯が入り、おもてなしの準備も万端整いました。
座敷から望める緑の庭園は、名代の茶人、小堀遠州好み桂離宮枯山水の流れをくむ茶庭です。
同じ敷地内に建つ「ベア」の情緒ある店内。
大正ロマンあふれる、ベア店内の様子。
京都より呼び寄せた名庭園師、辻地月の設計による手彫りの灯籠、侘びた庵など粋を凝らした造形が美しい。
四季折々に、様々な表情を見せる庭園。自然のたたずまいと調和した造形の美しさで目を楽しませます。
建築当時、51万円（現在の51億円）もの巨費を投じたといわれ、この建築ぐるみ美術工芸品と言っても過言ではありません。
門かぶりの松の下での和装の記念撮影は大変人気があります。
七間半のつなぎ目の無い板を敷き詰めた廊下。お部屋からは、東北随一の遠州流庭園がお楽しみ頂けます。
庭園の東屋（あずまや）。館内には、和装に似合う撮影スポットが沢山あります。
内部は書院造りを基調としており、各部屋には炉が切られ、茶室としての趣を備えています。
趣ある庭園へのアプローチ。館内の随所に、歴史の重みを感じます。
三間一枚の欅の廊下、金箔をちりばめた格天井等があり、現在では手に入らない部材も数多く用いられております。
欄間、扉等の彫刻は、富山の名工、故横山白汀氏（日展評議員）の手による芸術品です。
広さ35畳、最大50名定員の中庭に面した開放感たっぷりの大広間。イス・テーブル席なので座敷が苦手な方にもおすすめです。
大正ロマンの香りのするステンドグラスは、洋風の結婚式にもとてもマッチします。
20世紀近代建築三大巨匠の一人、フランク・ロイド・ライトの設計による旧帝国ホテル「ライト館」の建築様式を模したシノワ。
一歩足を踏み入れれば、大正ロマン漂う雰囲気を味わうことができます。美しいステンドグラスも歴史あるもの。
歴史ある本物の調度品の数々が、目の肥えたゲストも楽しませてくれることでしょう。
こんなモダンな雰囲気の中でのパーティーも素敵です。
書院造りを基調とした館内。建具は、七々子塗りや、現在は途絶えたカマ・ツバミ工法などによる貴重なものです。
大正ロマンの雰囲気の中での人前式も可能です。ご友人からご年配の参列者まで、大変お喜びいただいています。